独立行政法人都市再生機構は、平成16年7月1日、都市基盤整備公団と地域振興整備公団(地方都市開発整備部門)が統合し、発足しました。「人が輝く都市を目指して、美しく安全で快適なまちをプロデュースする」ことを使命とし、都市再生の実現にむけて積極的に取り組んでいます。
国土交通大臣の認可を受けた中期計画では、総合的なコスト縮減として、国土交通省の取組みにならい、平成19年度には平成14年度と比較し、15%のコスト縮減率を達成することとしています。平成16年8月には都市機構コスト構造改革プログラムを制定。ここでは、計画・設計から管理までの各段階における最適化を図るため、設計VEによる見直しを施策の一つに盛り込んでいます。
わが基盤チームは、平成16年よりコスト縮減サークル活動を企画、実践し、平成19年度には第6回目の活動が開始されます。これは各職場で職員同士が意見を出し合い、より良いまちづくりを目指して、単にコストを縮減するのではなく、チームデザインを活用した業務の適正化を行うものです。設計や工事にかかわらず、業務改善、職場の情報交換、技術の伝承にもつながっています。
UR都市機構は全国で多様な業務を展開し、実務を担当するチームも多い組織です。コスト縮減にとどまらず、幅広い分野に活用できるVEを機構内部に広めていきたいと考えています。