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VEで競争力を回復、製造業としてのDNAを呼び覚ます 三菱重工業株式会社 長尾正嗣様
学生時代に取得したVELが、今の仕事に役立っている 中黒建設株式会社 菅 隆一様
VELからVES、そしてCVSへ 日揮株式会社 斉藤正樹様
商品企画にVEを活かす! マツダ株式会社 花田庸子様
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VEで競争力を回復、製造業としてのDNAを呼び覚ます 三菱重工業株式会社 長尾正嗣様

「この会社は世間より20年遅れています。」これが3年前にコンサルの先生から言われた言葉でした。大きなショックを受けましたが、具体的な事例を聞くに従い、納得せざるを得なくなりました。
我々は完全オーダーメードの製品を作り続けるうちに徐々に機能で考える習慣が無くなり、過去の設計を踏襲するやり方が主体となっていたことに気づかされました。
競争力を回復し、製造業としてのDNAを呼び覚ますには、機能で考えるVEの技術を導入するのが近道と考え、コンサルの先生のアドバイスを受けながら社内VEセミナーを実施し、社外のセミナーにも参加しました。そしてVE協会にも加入しVELの存在を知りました。「社内にVEの考えを浸透させるにはこの制度を利用しよう。」と考え、まずは自分が資格をとることにしました。
仲間と共に20年ぶりの受験勉強に取り組み、何とか合格することができました。その後もVELは増え続け現在社内には255人のVELがいます。
その中には多くの幹部の方々も含まれています。トップの理解により今年中には社内に「VE道場」もでき、新たなVE実践の場となっています。
まだまだ活動のレベルは初歩段階ですが、今後はVELを中心にどんどんVE事例を作っていこうと思っています。次はVESいつかCVSと夢を膨らませています。

sankaku
学生時代に取得したVELが、今の仕事に役立っている 中黒建設株式会社 菅 隆一様

私がVELと出会ったのは今から約1年半前、何気なく大学の事務室を通り過ぎようとした時に、掲示板でVEL講座の案内を見て「VELとは何を学ぶものなのだろうか」と思ったことがきっかけです。
VEL取得後、私は建設会社へ入社し、現在は北品川の推進工事現場で働いています。
この現場付近は昔海苔の養殖場であった場所で、シルトを多量に含んだ粘性土地盤が地下5メートル以下から続いています。推進工事は直径1500mmの合流式下水道を約300m敷設するもので、地下9m地点を掘り進んでいます。推進の種類は掘削した土砂を泥水と混合させ、切羽の安定を保つとともに排土する泥濃式であり、今回の現場の地盤では、粘性を保ったままの排土が地上にある転倒タンクに搬出される間に詰まってしまい、その度に工事がストップすることが多発していました。
私はこの問題を解決するためにVE提案をし、その結果4時間に1度の頻度で発生していたこの問題を無くすことに成功し、作業効率の改善、工期の短縮に貢献することが出来ました。
今回の現場におけるVE提案のように、現場において工期の短縮を達成することや、自然環境や社会環境等の「広義の環境」に対して配慮を目的とするVEを行うことがVEL取得後からの私の目標です。実際の施工現場では緻密な施工計画とは相反して、経験に基づいて施工されることがほとんどです。しかしその大部分にVEを導入することでこれまでに無かった施工段階でのVEの重要性を会社に認知させ、社員一丸となって取り組むことでより良い「サービス」を提供できるようになれれば、と考えています。

sankaku
VELからVES、そしてCVSへ 日揮株式会社 斉藤正樹様

私はVEに出会ってからというもの、弊社が設計・調達・建設を手がけているプラント設備のVE活動を遂行するために、VEの専門家になりたいと思いました。専門家と認めてもらう為に、知識も経験も無い状況ではありましたが、上司の勧めもあり、まず最善の努力をすることによりVELの取得に挑戦し、努力のかいもあり、合格することが出来ました。
VE活動のリーダーがVEの基本知識を習得することは当然です。それに加え、資格として信頼のおける機関に認めてもらうことで、活動もよりスムーズに進められます。そのために、皆様にVEL取得を強くお勧めいたします。私自身、受験を決意することで、VE習得の効率も格段に上がりました。さらに、合格したことで大きな自信となり、VELの名に恥じることのないようにより勉強しよう、経験を積もうと考えました。
VEL取得はそれほど難しいものではありません。受験勉強は必要ですが、習得すべき項目は、リーダーを努めるならば当然知らなくてはならない事項です。
私の場合は日本VE協会主催の講座を受講しましたが、その時に受けた受験に関するポイントの説明が大変役に立ちました。講師の指導も熱心であり、自分自身が社内でVEを指導する際の参考となっています。
その後、私はVESを取得し、社内のVE業務を継続、遂行しております。もちろん、ここで立ち止まることなく経験を積み、更に新手法の研究、開発を行うことにより、最上位の資格であるCVSを目指しています。

sankaku
商品企画にVEを活かす! マツダ株式会社 花田庸子様

VEを実践の中で学ぶことができると知りVE協会西日本支部主催のVE塾へ参加しました。VE塾を通して、当初VEに対して持っていた「VEは設計部門や製造部門がコストダウンのために用いる手法である」という認識が「VEの5原則である使用者優先や機能本位等の考え方は商品企画段階でも有効に活用できる」という認識に変化しました。さらにこれらを体系的に整理/理解するのに良い機会だと思いVELに挑戦することに決めました。
VELを取得したことで、「この部品の機能は何か」「お客様の真のニーズは何か」というようにVEに基づいた考え方が出来るようになったと感じています。
VELとしての活躍はまだまだ未熟ですが、VEをコストダウンと顧客の便益・効用を高めることの両立(=常に価値MAX)ができる手法として積極的に活用していきたいと思っています。具体的には、商品企画段階でVEをより有効的に使うためにQFD/TRIZ等、他手法との関連プロセスを確立しながら業務に取組んでいきたいと思っています。

sankaku
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