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改善活動の中心となる人材を育成するためVEL資格取得を推奨 シャープ株式会社 谷 彰三様
38年間にわたってVE活動を推進 株式会社フジタ 松田節夫様
Value Creatorの育成 いすゞ自動車株式会社 足立 守様
資格取得と実践の両輪でVEの活性化を! 石川島播磨重工業株式会社 松澤郁夫様
VEは地域の建設会社生き残りの条件 常磐工業株式会社 市川浩透様
公共事業の整備には、VEはかかせない パシフィックコンサルタンツ株式会社 横田尚哉様
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改善活動の中心となる人材を育成するためVEL資格取得を推奨 シャープ株式会社 谷 彰三様

弊社では、VEをメーカーにとって不可欠な管理技術の一つであると位置づけて、その学習のためにモノづくりに直接関連する社員を対象としたVE研修を開催しています。研修修了者の中から各部門の改善活動の中心となる人材を育成するために、VEリーダーの資格取得を奨励しています。さらに、VEリーダーの資格取得後にも、VE関連技術の習得を狙いとした様々な研修を開催して、レベルアップを図っています。第1回VEL認定試験以来毎年認定をいただき、現在では認定者も600名を越え、それぞれの部門での改善活動のリーダーとして活躍しています。
VEリーダーの資格取得のための学習過程での能動的な学習により、受身的になりがちな研修受講では理解できなかったVEについての内容の理解が促進され、真のバリュー・エンジニアの育成が図れたものと考えています。
これからもVEリーダー認定者を増やすとともに、認定をいただいたVEリーダーのレベルアップを行い、各部門でのVE活動が活性化するような取り組みを継続して行う予定です。

sankaku
38年間にわたってVE活動を推進 株式会社フジタ 松田節夫様

弊社は1968年から現在にいたるまで、38年間、VE活動を実施してきています。
そのVE活動の特徴は、全社員VEマンという認識で、全部署において活動を展開していることです。その活動の核をなすのがVEL資格者です。
時代とともに、建設業における主たるVE活動は従来の施工時を中心とした施工VE活動から、VE提案型の入札制度に対応した設計VE活動へと、変化してきています。それに伴い、発注者側との折衝には資格を有する人材が求められるようになってきました。そのことによりVEL養成は必須となってきました。
また、管理部門などにおける経費節減やプロセス改善における、VE活動の核となるインストラクターとしてのVEL資格者を確保することも必要です。そのような活動のなかから、高度なVEスキルを持つVES・CVS資格者にむけた、実践能力を高めてもらうことをVELには期待しています。
VEL取得者が増えることにより、VEに関する正しい基礎知識を持つ人材が増え、それとともに実践的VE活動全体のスキルが向上し、その成果は企業業績に反映されています。そのようなことから、特に若手職員を対象に全職員取得することを推進しています。

sankaku
Value Creatorの育成 いすゞ自動車株式会社 足立 守様

今後、企業競争力は人材育成に負うところがますます大きくなると考えます。グローバル化、IT化の波の中で、企業にとって必要な人材とは、使用者の立場で、創造的且つ能動的に、価値の視点から問題解決を図る能力を備えた、『Value Creator』ではないでしょうか?
弊社を取り巻く企業環境が、原油価格高騰、商業車ビジネス全需頭打ち、環境対策の高いハードルなどにより、益々厳しさを増していく中で、製品の付加価値を高めたり、発生費用を削減するために、いかに良い知恵を出せるかが、企業価値を大きく左右する要素となります。そのためには、『Value Creator』の育成が、我々VE推進部門の使命と考え、VELの取得に昨年より全社をあげて取り組んでおります。
弊社では20年にわたるVEの基礎教育により、修了者は5,000名を超え、『Value Creator』が育つ土壌は十分と自負しております。それに加え、VEL取得により、VE活動をリードできる人材が育てば、企業力の向上という形で、大きな実を結ぶと確信しております。

sankaku
資格取得と実践の両輪でVEの活性化を! 石川島播磨重工業株式会社 松澤郁夫様

弊社では経営方針の中で、収益性向上のための重要な施策として、VE活動を推進しています。この一環として、ここ数年急激にVEL有資格者を増やしてきました。
VEL受験は各事業体の方針に委ねられていますが、全体として増加傾向にあります。受験者は、当年度のVE活動メンバーを中心に任命されており、全在籍数に占める最適規模も目標管理され、2割を目指す事業体もあります。
受験者はまず、当部が提供する受験対策講座(1日座学及び通信講座)を受講しますが、並行して実践活動に取り組むことになります。実践活動となると、テキストで学んだ通りにはいかない問題点に直面することも少なくないようです。
VEリーダーの資格を取得し、VEの基本的理念や取り組み姿勢を理解することで、VEに対する興味や期待感が生まれ、機能本位の思考にこだわる姿勢が身に付くと良いと思っています。また、こうした知識や思考が、実践活動における問題解決能力の向上につながります。
実践活動で成果を出す強力なリーダーを育成するために、資格取得後のさらなるスキルアップや、組織における役割の明確化など、積極的にフォローアップすることも重要と考えています。

sankaku
VEは地域の建設会社生き残りの条件 常磐工業株式会社 市川浩透様

弊社は地域密着の総合建設会社です。弊社のような企業に対する従来の社会のニーズは、施工の信頼性が第一であり、現場で「いい仕事」をすることが最大の営業力をも兼ねておりました。ところが最近では、現場における施工力は当たり前の要素であり、個々のお客様の建設ニーズに対して、出来るだけ低いコストで求める機能を満たすことができるか?
またそれをいかに説得力のある形でプレゼンできるか?に、社会のニーズの比重が移ってきております。これはまさにVEの考え方そのものです。注文住宅の例で言いますと、お客様の予算は「自己資金+借入れ可能額」で基本的に決まってきます。一方でお客様の家族構成・ライフスタイル・こだわり・・・などは様々です。
個々のお客様に対してそれらをしっかりとお伺いし、お客様の予算内でどれだけお客様のニーズを満たせるか?更にお客様のニーズを超えてお客様が感動していただけるような提案ができるか?が、ポイントです。競合他社よりも価値の高い提案ができれば契約に繋がりますし、他社の提案の方が価値が高ければ契約を逃すことになります。
このように、「価値=機能/コスト」という、VEの考え方に添った提案力を高めることが、我々のような地域密着の建設会社が生き残る条件であり、そのためにVELの資格取得を通じて、VEについて知識を高めることは大変重要であると考えています。

sankaku
公共事業の整備には、VEはかかせない パシフィックコンサルタンツ株式会社 横田尚哉様

当社は、建設コンサルタントとして、住み良い社会を築くために公共事業の整備に携わってきました。そこに関わる人、街、そして自然に対して、どのような社会資本整備が最適なのかに知識と知恵を提供するシンクタンク&ソリューション企業です。
国民要求の多様化、社会構造の変化により、公共事業は1997年に転機を迎えました。それまでの「標準多量型整備」から「個別吟味型整備」へのシフトです。そんな中、当社が注目したのは、バリュー・エンジニアリングの考え方とテクニックでした。
VEの考え方は、ソリューションを提案する企業になくてはならないものであり、当社の本質、原点とも一致するものでもありました。そしてVEのテクニックは、それらを実現するために非常に強力かつ効果的な手順であり、導入しない理由はありませんでした。
VEリーダーの取得を開始したのは、1998年からであり、これまでに全社員の約3割に相当する社員がVEL資格に合格しました。今では、VE推進専任組織をつくり、全社的にVEの活用システムと人材育成システムを構築し、稼動しています。
いまや公共事業にVEは当たり前の時代となり、その効果が国民に還元され始めています。多くの企業がVEの正しい考え方と正しいテクニックを身につけ、これからの公共事業の整備手法として大いに取り組み、より住み良い社会を築くために活用してもらえればと考えます。

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