21世紀を目前にして、日本の経済も産業も、国際化・情報化の進展に伴って複雑なものになってきました。
VE活動も、今日の複雑化した産業社会にあっては、自社内の技術や資源に頼るインハウスVEやVE提案だけでなく「共同VE」が強く望まれてきています。
そこで、「建設における共同VE開発研究会」では、共同VEの考え方、使い方、進め方についての約1年半にわたる研究成果を、研究資料15「建設共同VEの進め方」に報告書としてまとめました。
本報告書は、共同VEの定義から始まって、成功に導くための意識の改革から工事入札・契約との関係など現実に即した研究と具体的な提案を行っています。
建設VEに限らずあらゆる分野で、共同VEを取り入れようとしていらっしゃる方々に、是非、本報告書のご活用をお勧めいたします。