顧客の機能評価に基づく製造原価目標の構造別細分化とその活用
東京理科大学大学院理工学研究科 佐藤幸治
東京理科大学大学院理工学研究科 丹治保積
東京理科大学大学院理工学研究科 松井健治
本研究は既存技術で既存市場へ参入する成熟期にある新製品で、製品差別化に使用・便宜上の機能が主要な役割を果たす製品を対象に取り上げ、製品コンセプトづくりの段階で、顧客の機能評価に基づいて製造原価目標を主要な構造物に細分化する方法を提案するものである。このような顧客の機能評価に基づく製造原価目標の細分化法は渇望されて久しいが、この分野の研究は極めて少ない。そこで、本研究はこの課題に取り組みコンジョイン