TRIZを活用した企画VEの可能性
学校法人産業能率大学経営開発本部 テクノロジー・マネジメントユニット 竹村政哉
学校法人産業能率大学経営開発本部 テクノロジー・マネジメントユニット 澤口学
本論文は、日本の製造業の諸課題に関する調査結果の考察を通して、企画VE活動へTRIZ手法を導入する可能性について論じるものである。今回の調査結果によって、日本の製造業の多くが、自社事業を既に成熟期から衰退期に入っていると認識していることが判明しており、商品企画が今後の大きな課題になっている。そこで本論文の後半部では、調査結果の考察結果を踏まえて、商品企画を充実させる手段として、商品(技術)の発展イ