顧客評価に基づく付加機能の複合効果の算出法
産能大学経営情報学部 情報学科 原田雅顕
東京理科大学大学院理工学研究科 小林功二
製品差別化に当たって重要な役割を果たすのが付加機能である。付加機能は単独で組み込まれることは少なく、通常、複数の付加機能が同時に組み込まれる。複数の付加機能が同時に組み込まれることにより、顧客が有用であると認識する新たな機能がほとんどコストの上昇を伴うことなく生み出されることがある。本研究ではこれを機能の複合効果と呼ぶことにする。本研究はこの複合効果に着目し、顧客指向による「機能の複合効果認識率」