問題からの機能定義の方法
アイシン開発株式会社 都市開発事業本部 賃貸事業部主任 日比 恒 (VES)
『VEハンドブック』の7.3.1(P.355)(注)で紹介されているとおり、サービス領域での管理・間接業務や、2時間VEなどの短時間VEでは、現状の問題から機能を定義し、アイデア発想を行う手法が広く利用されている。 現状の問題は、改善活動を行う上で大きな動機の一つとなるため、この方法はチームメンバーの参画意欲の維持や向上という点等においてすぐれた手法である。 しかし、従来からの「問題点反転法」や、