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中小規模各種業態へのVA/VEの導入に関する提案 -第2報・新たにVA/VEを導入するための実践ステップのモデル化-
「業種業態に合ったVA/VE」即ち、実践的管理技法を求める要望は強い。そこで中小企業にVA/VEが浸透しない要因を考え、VA/VEコンサルタントの立場で、新たに企業トップが経営戦略の道具のーつとしての「VA/VE戦略」取り組みを意図した場合の、導入モデルを提案する。(第1報は総論編であったが、第2報は各論編として纏めた)前段で浸透阻害の背景を考え、本論文の取り組み方向づけをし、「実践ステップ」のモ -
VEプロジェクトの活動評価シートの活用
VE活動の成果を確実なものとし、VEの考え方、技法を会社内に定着させていくためには、VEプロジェクトを企画推進するのみならず、プロジェクト終了時に活動を振り返り、次のプロジェクトの内容充実を図っていくことが重要である。そのために、「活動の振り返りチェックシート」と「4Tチェックシート」によるプロジェクトの評価を行うことにより問題解決を図る方法を創出したので、紹介する。この2つのチェックシートは共に -
VE展開計画のマネージメント法
VEを導入して、着実に前進させるには、綿密なVE展開計画をたてて推進することが効果的である。本論文は、各企業でのVE展開計画(VE推進中期計画)を実戦的に作り上げることを目的としている。そのために、企業の風土、VEのしくみ、戦略の三要素を取り上げた。この三要素をバランスよく展開実施するために、VE展開ブロック図によりレベル診断を行い、各企業の"あるべき姿"とトレードオフしながら計画の枠組みを作り、 -
商品企画段階のVEに関する研究
物質的な過飽和社会の中で、顧客に満足を与える商品を創造するためには、商品企画段階における徹底した価値の追及が必要である。しかし、「価値」という言葉のもつ曖昧さにより、その核心を突くことは、極めて困難である。本論文は、価値工学の立場から概念的な商品価値を実体的な商品価値として把握し、その追及を容易にした。具体的には、まず新商品とは何かを明確にするために、企業の立場から新商品を3つの種類に大別し、さら -
エンジニアリングサービス業務におけるVEC手法の一考察
エンジニアリング業務,特に構造解析評価業務のようなエンジニアリングサービス業務では,顧客ニーズの迅速でかつ正確な把握とサービス性の向上が不可欠となってきている。本論文では,エンジニアリングサービス業務において顧客ニーズの把握から具体化までの一連のステップに係るVEC手法を考察し,それに基づいてサービス性評価因子分析システムを開発したので報告する。 -
商品ライフの短命化に耐え得る効率的なVAの進め方
最近の商品ライフは顧客要求の多様化、価格競争の激化等により益々短く成ってきている。この様な中で従来どおりのVAの進め方、すなわちVA対象を1製品のみとした活動ではVA活動への投資の面で非常に効率の悪いものとなる。本論文は、これを打破し効率的かつVA成果の長期化が図れるVAアプローチ法を紹介するものである。それは、新商品の企画段階からアプローチするものであり、商品戦略は1機種開発とすることなく必ず系
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