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アイデア体系図を用いたアイデアの発展技法

アイデア体系図を用いたアイデアの発展技法

発行年:2015年 VE研究論文集 Vol.46
著者
有限会社大西マネジメント・ソリューション代表取締役:大西 規生 VES
有限会社大西マネジメント・ソリューション相談役:大西 正規 CVS
要旨

企業の経営環境の変化や顧客の要求に対応するために、経営層から設定されるVE活動目標の難度は高くなりつつある。VEプロジェクトチームは、難度が高く設定されたVE活動目標を達成するために、価値の高い代替案を構築する必要がある。そのためには「アイデア発想」で数多くのアイデアを発想し、アイデアを発展させることで、VE活動目標の達成に寄与するアイデアの量を増やす必要がある。

しかし、「アイデアの発想」でアイデアを多く発想した結果、アイデアの組み合わせが逆に困難となりアイデアの発展が不十分となる問題やトレードオフ関係にある機能が存在する場合に全体最適となるようにアイデアの発展が十分にできない問題により、「詳細評価」でVE活動目標が達成できずにVE活動の手戻りが発生するなどの問題が発生している。

そこで、本論文では、アイデアの発展を行いやすくする技法として「アイデア体系図を用いたアイデアの発展技法」を提案する。

目次

1. はじめに

2.本技法が対象とするVE対象とVE活動の特徴

3.アイデア発想と情報

4.従来の「アイデア発想」におけるアイデアの発展
4.1 「アイデア発想」におけるアイデアの発展の重要性
4.2 従来のアイデアの発展
4.3 従来のアイデアの発展における問題

5.アイデア体系図を用いたアイデアの発展技法

6.本技法の検証と考察
6.1 本技法の検証結果
6.2 本技法の効果

7.おわりに

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