機能的研究法によるBSC業績評価指標の設定方法

論文

100年に一度と言われる世界的な大不況が企業の業績を大幅に悪化させている。各企業は生き残りをかけて企業体質を強化し業績を向上させて、この激変する外部環境に対応しなければならない。このような外部環境激変の環境下にあって、企業が業績の向上を図るためには企業内の諸活動を活性化させなくてはならない。また、この諸活動の成果を的確に測定し評価することが大変重要な課題となっている。

バランス・スコアカード(以下、BSCという)は、財務、顧客、業務プロセスおよび学習と成長の4つの視点から組織の戦略目標とこれを実現するための具体的なアクションを識別して構築できる経営ツールとして活用されている。

しかし、BSC活用面の課題として、「単なる業績評価指標の寄せ集めでしかない」や「業績評価指標の設定が容易でない」などの項目が挙げられている。

そこで本論文は、機能的研究法をBSCにおける業績評価指標の設定に活用する方法を提案するものである。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. BSCの概要
  • 3. 業績評価指標設定の課題
  • 4. 機能的研究法活用による業績評価指標の設定
  • 5. まとめ

発行年

2009年 VE研究論文集 Vol.40

著者

中小企業診断士
丹澤一昭

カテゴリー

  • VEテクニック

キーワード

  • バランス・スコアカード
  • 戦略目標
  • 業績評価指標(KPI)
  • 機能的研究法

購入

この論文はPDF版をご購入いただけます。
ご希望の方は「カゴに入れる」ボタンをクリックしてください。