論文
製品多様化と部品少数化の二律背反を克服するために、次の10の活動ステップからなるモジュラー・デザイン方法論を開発した。
(i)製品システム構成確立、(ii)モジュール数およびその使い方確立、(iii)目標設定・実行計画策定、(iv)製品ミックス整備、(v)設計・製造連携VE、(vi)生産構造要件書運用、(vii)設計のモジュール化、(viii)編集開発、(ix)MD効果の実現、(x)MD視点、デザイン・レビュー
また、製品のモジュール化を阻害する要因を解明し、それにもとづいて製品のモジュラー型/擦り合わせ型を判別するモジュール化難易度指数の算出法と製品をモジュール化しやすくする7つの技術方策を提示した。
目次
- 1. はじめに
- 2. モジュラー・デザインの先進例
- 3. 日本製造業の現状と位置取り戦略
- 4. モジュラー・デザイン方法論
- 5. 電気回路系システムのモジュール化
- 6. 製品組み込みソフトウェアのモジュール化
- 7. モジュール化原論
- 8. 成果と課題
発行年
2007年 VE研究論文集 Vol.38著者
- 広島大学大学院
社会科学研究科 マネジメント専攻 - 日野三十四
カテゴリー
- VEテクニック
キーワード
- モジュラー・デザイン
- モジュール化
- 部品共通化
- 部品標準化
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