論文
社内のWSSにおいて約100チームが発想したアイデアを分析することで、機能表現の抽象化との関連性や有効性の確認をおこなった。取上げたテーマは「外部排水溝工事」で、機能表現としては「水を流す」とそれを抽象化した表現の「水を処理する」から、発想されたアイデアを比較検討してみた。その結果、ユニークなアイデアの出現率やアイデアの着眼点およびアイデア発想数などで顕著な差異が認められたため、建設のVE検討においても機能表現を抽象化することがアイデアの拡大に寄与することが判明した。
目次
- 1. はじめに
- 2. 建設VEの現状
- 3. 機能の定義について
- 4. データの収集
- 5. データの分析結果
- 6. まとめ
- 7. おわりに
発行年
2007年 VE研究論文集 Vol.38著者
- 鹿島建設株式会社
建築管理本部 - 柏原忠茂
カテゴリー
- VEテクニック
キーワード
- 建設VE
- 抽象化
- 機能表現
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