論文
公共事業は、利用者や事業工程など、一般の製品やサービスと異なる視点が存在している。公共事業へのVE適用が急増する近時において、その視点に沿った新しい価値の評価方法が必要となってきた。
そこで、新しい視点の整理をすると同時に、新しい評価方法を導くことを試みた。まず、公共事業を評価する上で必要な要素を、機能、コスト、時間、手間の4つを抽出した。そして提案する評価式は、これまでの機能とコストの2つの要素で表現されていた式から、機能、コスト、時間、手間の4つの要素で表現する式を導き出した。
この新しい式は、これからの公共事業の価値をより正確に評価するために活用できるものであると同時に、製品やサービスにも転用できるものと考える。
目次
- 1. はじめに
- 2. 公共事業VEに必要な新たな視点
- 3. 公共事業の価値の評価方法
- 4. 評価事例
- 5. おわりに
- 6. 参考資料
発行年
2006年 VE研究論文集 Vol.37著者
- パシフィックコンサルタンツ株式会社
事業創造本部 VEセンター - 横田尚哉
カテゴリー
- VEの適用局面
キーワード
- VE基本式
- 価値の程度
- 公共事業
- 新しい視点
- 詳細評価
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