論文
製造段階における工程改善アイデアは、顧客要求及び製造条件からの制約が多く、質の高い改善アイデアを出すのに苦労している。すなわちVE技法である機能からのブレーン・ストーミング法によるアイデア発想だけでは対応できなくなりつつある。そこで、①ブレーン・ストーミング法を基本テクニックとして②製造上でのチェック項目を列挙したチェックリスト、そして③類比発想法の1手法であるNM法のステップにおけるQBを合わせて活用することによりアイデアを導き出す方法を提案する。本論文は、製造段階のVE活動におけるアイデア発想フェーズの強化に関する内容である。
目次
- 1. はじめに
- 2. VEジョブプランにおける「代替案作成」フェーズの特徴と問題点
- 3. 製造段階における従来の各テクニック概要と問題点整理
- 4. VE技法とNM法の比較(アイデア発想のアプローチ比較)
- 5. 本考案の基本的考え方と技法ポイント
- 6. 本考案の進め方
- 7. 本考案のポイント及び効用
- 8. おわりに
発行年
2004年 VE研究論文集 Vol.35著者
- 株式会社ミツバ
原価企画室 原価企画課 - 女屋登
カテゴリー
- VEテクニック
キーワード
- NM法
- チェックリスト法
- ブレーン・ストーミング法
- 製造段階のVE活動
- 質の高いアイデア発想
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