論文
本論文は建設省が3年間で直轄事業において、土木設計VEを試行してきた状況を踏まえ、その間で証明された土木設計VEの有効性を生かし、早く定着させる方法を提案することが狙いである。その結論として、筆者は3年間の国内経験で、日本の風土と土木伝統に満足させたほうが最も有効であると考える。
そこで、官主導型のVEも含めて提案し、移行期間として、建設コンサルタントを始めとする民間はどんな形で協力していくかについても触れた。そうすれば、2010年頃までには土木設計VEが効果を発揮し、よりよい社会資本をより多く後世に残すことができると思う。
目次
- 1. はじめに
- 2. 土木設計VEの実施状況と課題
- 3. 土木設計VEの風土作りと実施例による検証
- 4. 土木設計VEを定着させるための提案
- 5. おわりに
発行年
2000年 VE研究論文集 Vol.31著者
- パシフィックコンサルタンツ(株)
交通技術本部 VE室 - 黄逸鴻
カテゴリー
- VEの適用局面
キーワード
- 定着手法
- 設計VE効果
- 風土作り
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