論文
製品を対象にVEを行う場合、コスト低減と機能向上がその目的となる。このコスト低減を考える上で、従来のように部品コストだけを対象にしていては不十分である。
昨今の企業を取り巻く環境は技術革新のスピードが速く製品の寿命はますます短いものとなってきているので、相対的に総生産量が縮小しているからである。
したがって、型と部品をトータルで見たVE活動指針が重要となり、この活動指針を作るための諸条件についてまとめた。
目次
- 1. 部品と型を統合したVEの背景と目的
- 2. 実施のタイミングと環境作り
- 3. 金型コストテーブル
- 4. 評価のための運用基準
- 5. 部品と型を統合したVEの着眼点
- 6. 結論
発行年
1999年 VE研究論文集 Vol.30著者
- キヤノン株式会社
CE本部 TCE推進部 - 松岡隆文
カテゴリー
- VEの適用局面
キーワード
- 着眼点
- 見積システム
- 評価ルール
- 金型コストテーブル
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