論文
長引く景気低迷のなか、目標利益が得られない等、厳しい状況下で受注するケースが多発している。企業が永続的に発展するためには、このような状況下においても顧客満足を得ながら目標利益を確保することが不可欠である。本論文はこれらを可能にするための『建設業における原価企画システム』について提言する。原価企画システムはコストを切り口とした一連の管理活動であり、それは企画提案から施工に至る過程で体系化されたVE活動を効率的に実践しながら、確実に目標利益を得ようとするものである。これらを総合建設業の立場から展開するものである。
目次
- 1 はじめに
- 2 受注者側目標利益確保の考え方と問題点
- 3 目標利益を継続的に確保するための機能分野
- 4 建設業における原価企画システム
- 5 建設業型原価企画システムの具体的考え方
- 6 適用事例
- 7 おわりに
発行年
1999年 VE研究論文集 Vol.30著者
- 東英樹
- 株式会社フジタ
名古屋支店 建築部 - 松田節夫
カテゴリー
- 開発設計とVE
キーワード
- コストテーブル
- コストレビュ一
- プライス分析
- マーケットプライス
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