論文
求められる機能を提供する企業にとって、新しいコンセプトの提案をして潜在ニーズを掘り起こし、そのニーズに沿ったシーズ開発をする必要に迫られている。一方、新しい価値を創造し、明確に他製品を差別化するための鍵を握るのは、製品を構成するキ一部品/キー材料ともいわれていることから、開発企画段階から、製品開発側の発注者と資材供給側の取引先との両者の研究開発部門を参画させたプロジェクトをつくり、両者が共同して製品開発を推進する資材共同開発VE推進の仕組みを確立し、価値を共に創造する基盤構築を行いVE活動を推進することが重要である。
この資材共同開発VE推進の仕組みについて、パイロット・プロジェクトを実行した結果、VEの適用範囲の拡大に効果の期待できる成果が得られたので、これに基づく方法論を以下に記述する。
目次
- 1 はじめに
- 2 製品開発VEおよび共同VE
- 3 資材共同開発VEの提案
- 4 まとめ
発行年
1998年 VE研究論文集 Vol.29著者
- 三菱電機株式会社
生産システム本部 生産技術部 - 小峰浩
カテゴリー
- VEテクニック
キーワード
- VEのジョブプラン
- VE推進組識
- 価値を共に創造
- 価値観の多様化
- 共同VE
- 共同開発VE
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