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顧客の曖昧な評価額を統合した付加機能の戦略的価格設定
顧客の曖昧な評価額を統合した付加機能の戦略的価格設定
発行年:1998年 VE研究論文集 Vol.29
著者
産能大学経営情報学部:原田雅顕東京理科大学大学院理工学研究科:松井健治
東京理科大学大学院理工学研究科:加藤暁司
要旨
市場における競争優位性を確保するためなどで製品差別化を行うにあたって、重要な役割を果たすのが付加機能である。本研究では、付加機能に対する顧客の曖昧で、しかも、顧客間でバラツキのある評価額を統合して顧客評価額の代表的価格を算出すると共に、この代表的価格の増減に伴う需要量の変化を予測する方法を提案し、この手法を活用してその付加機能の戦略的価格設定や開発設計段階における製造原価目標の設定などが合理的に行えるようにするものである。
さらに、本研究で提案した方法を家庭用電話機の付加機能の価格設定に適用することによって、この方法の有効性を明らかにする。
目次