論文
VEの成果拡大を図るため、今まではあまり目を向けていなかった単体部品(構成部品を持たない単一材料や単機能部品)についてもVEを実施していかなければならない。単体部品は製品のVEの適用が難しく成果も出しにくいので、製造のVEを適用しているが、VEの活動メンバーからは手軽に使えて、より成果のあがる新VE手法が望まれている。
現在行っている製造のVEでは製品改善も考慮するようにはしているが、手法として活動の進め方が製造工程を中心にした進め方となっているため、製品の機能に対する意識が薄くなりがちで製品の改善力に欠けるといった問題点がある。
このような問題点を解決するため、誰にでも使えて成果が得られ、実戦向きで、しかも従来と同様な時間で活動できる製品・製造混成型VE手法を開発したので、これについて述べる。
目次
- 1. はじめに
- 2. 現在の製造のVEの進め方
- 3. 現在の製造のVEの問題点
- 4. 新しい製造のVE
- 5. 新VE手法の期待効果
- 6. おわりに
発行年
1996年 VE研究論文集 Vol.27著者
- 東京部品工業株式会社
開発企画グループ - 酒匂景明
カテゴリー
- VEの適用局面
キーワード
- FAST
- 単体部品
- 製品・製造混成型VE
- 製造のVE
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