間接業務の機能定義法の研究

論文

ソフトVEの機能定義方法について、簡易で、BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)への拡張性のある方法を提案する。それは、業務規定から、目的・手段の機能をセットで抽出するという方法である。この方法によれば、機能分野の判定が容易、かつ、機能の定義も、制定の目的の項から簡単に抽出できる。規定には、品質マニュアルで示すべき、標準と、その具体的作業手順や記録のとりかたが、示されている。従って、この機能系統図を品質作り込みフローの段階毎のアウトプットについて作成すれば、品質マニュアルを基礎とした標準化が実現できることになる。さらに、各機能の手段の妥当性・価値を検討し、VEを進めれば、手段の合理化、すなわち、BPRが、可能となる。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. 方法論の概要
  • 3. 方法の検討経過
  • 4. 本方法の実施手順
  • 5. 各手順の詳細説明と留意点
  • 6. 本技法の有効性
  • 7. おわりに

発行年

1995年 VE研究論文集 Vol.26

著者

いすゞ自動車株式会社
バス設計部
黒田和之

カテゴリー

  • ソフトVE

キーワード

  • 業務規定
  • 機能定義
  • 間接業務

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