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VA技法による商品企画・開発の仕組みづくり

VA技法による商品企画・開発の仕組みづくり

発行年:1994年 VE研究論文集 Vol.25
著者
株式会社東芝電機事業本部 電機技術管理部:石丸祐司
株式会社東芝三重工場 技術情報システム部 標準化・VA担当:児玉純悦
要旨

顧客が仕様を決めてくれ,それに合うものを作ればよい時代から,顧客が世界のどこからでも良いものを選ぶ時代になり,「どう作るか」より「何を作るか」,すなわち商品企画の段階が重要になってきている。

本論文はVAをとりまく商品企画と検証に最重点をおいた「売れてトラブルのない商品づくり」の仕組みの構築をめざしたものである。

「売れる商品」は生産財の場合は顧客の儲けが大きいことから,「顧客の利益V=顧客の収益F/顧客の出費C」として価値分析することにより,定量的にセールスポイントを抽出することを可能にした。又トラブルは変えたり,変ったところからおこり,70%以上が検証不足が原因であり,品質分析表(品質機能展開)により,洩れのない検証を実現した。

目次
  • 1. はじめに
  • 2. PA技法開発の背景
  • 3. 開発したPA技法の詳細
  • 4. 価値分析による顧客ニーズの発掘
  • 5. 商品企画段階における顧客ニーズの評価
  • 6. 設計品質分析表によるトラブルレス化
  • 7. 技法適用による成果
  • 8. まとめ
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