論文
情報ネットワークを伴うシステムをVE対象とする場合,単独システムを効果的に稼働させ,その機能を満足させるためには他のいくつかの関連システムと相関させ,有機的に結合することによって始めて目的を達成するものが多くなってきた。
この論文では相乗(派及)効果を狙ったシステムVEの推進ジョブプラン及び評価法について述べた。
そのポイントは次の3つである。
(1)システム構成要素研究と連想キーワード設定による関連システム追求法
(2)ダイヤチャートによる独立したシステム機能ブロック関連評価法
(3)システムVEにおける相乗効果(派及効果)の評価法
当社ではこの手法を物流システム改善に適用し,大きな成果を上げることが出来た。
この手法を用いることは最少の投入工数で,大きなVE効果を得るために極めて有効である。
目次
- 1. はじめに
- 2. 開発の背景
- 3. システムVEの推進ジョブプラン
- 4. ジョブプランの解説
- 5. 実施例及び効果
- 6. まとめ
発行年
1990年 VE研究論文集 Vol.21著者
- 株式会社日立物流
VEC推進センター - 山森丈助
カテゴリー
- VEテクニック
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