自然・創造物キーワード発想法

論文

様々な企業のVE導入が進み,製品の価値向上競争が熾烈になっており,VE活動のアイデア発想段階におけるキーワードの適用は,極めてその効果が期待されるところである。

基本的なキーワードの作用はアイデアを出し易くする事であると考えられるが,実際にキーワードは我々の頭脳の中で,どのような作用を及ぼしながら,価値の高いアイデアまで到達する事ができるのだろうか。

本論文はキーワードの機能が隠れた情報の顕在化にあるという仮設を立て,思考経路を3つのパターンに分けて分析し,物質名詞キーワード(自然・創造物キーワード)による発想検証の結果を踏まえながら,キーワード発想のあり方とこれからの課題について述べる。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. 自然・創造物キーワードの設定
  • 3. 自然・創造物キーワードの検証と選択
  • 4. おわりに

発行年

1990年 VE研究論文集 Vol.21

著者

株式会社ケンウッド
ホームオーディオ生産部 技術部 設計効率化S
福田吉男
株式会社ケンウッド
ホームオーディオ生産部 技術部 設計効率化S
小橋豊
株式会社ケンウッド
ホームオーディオ生産部 技術部 設計効率化S
小野寺敏治
株式会社ケンウッド
ホームオーディオ生産部 技術部 設計効率化S
岩城啓一
株式会社ケンウッド
ホームオーディオ生産部 技術部 設計効率化S
春日正行
株式会社ケンウッド
ホームオーディオ生産部 技術部 設計効率化S
渡貫裕

カテゴリー

  • VEテクニック

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