論文
新製品の開発に当たって,開発プロセスのどこでコスト・品質を作り込むかが,そのプロジェクトの開発効率に大きな影響を及ぼす。
目標コストに到達しないが故に,開発後期に再設計,再検証などの作業を強いることも多い。
そこで,VE手法を中心に,当社にある各種CR手法を組み合わせ,実施タイミング,責任部署等を整理した『コスト展開フロー』を作成し,最適活用を図った。
また,各種のケースに合った多くのCR手法がマニュアル化されているが,活用時に,最適のCR手法を選択するために"CR手法選択のためのツール"が必要となり,これを『コスト攻略マップ』としてまとめた。
目次
- 1. はじめに
- 2. コスト攻略での問題点
- 3. 当社の標準的開発ステップ
- 4. コスト攻略でのあるべき姿
- 5. コスト展開フローの概略
- 6. 状況に応じた最適手法の選択
- 7. おわりに
発行年
1990年 VE研究論文集 Vol.21著者
- いすゞ自動車株式会社
製品企画室原価管理Grp. - 尾崎智志
- いすゞ自動車株式会社
製品企画室原価管理Grp. - 足立守
カテゴリー
- 開発設計とVE
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