論文
ハードVEに比べて,ソフトVE活動は困難な面が多い。VEでは機能中心に分析を進めるが,人の動きそのものが機能であるソフトVEにおいて,機能を特定することが難しいことに起因している。
この論文では,ソフトVEの中でも職場で業務上発生する日常問題の改善というケースを,いかに容易に分析すればよいかを考える。
そのようなケースの機能評価について,より職場の実態に即した方法を提示しようと思う。
目次
- 1. はじめに
- 2. 企業活動における問題点とは何か
- 3. 問題解決における機能の捉え方
- (イ) 問題の分析について
- (ロ) 問題→原因と機能の関係について
- (ハ) 原因と手段の闘係について
- (ニ) 原因から手段としての機能を定義する方法
- 4. 問題解決における機能評価
- (イ) 機能評価の考え方
- (ロ) 基準値と現状値の捉え方
- (ハ) 機能評価と指数の修正
- 5. 問題解決VEのステップ
- 6. おわりに
発行年
1989年 VE研究論文集 Vol.20著者
- フジタ工業株式会社
九州支店 VE推進部 - 立山史郎
カテゴリー
- ソフトVE
購入
この論文はPDF版をご購入いただけます。
ご希望の方は「カゴに入れる」ボタンをクリックしてください。