論文
当社のVEC活動は,その対象分野に適した技法を活用し効果をあげてきている。しかし,機構部品へのVECアプローチは,その専門知識にたより,機能追求に欠けていた。従来は,コストターゲットに合わせてアイデア発想,具体化していったが,この方法では,目標がコストしかなく,なかなか新しい切り口が見い出せなかった。
本技法では,機構部品の機能から,加工機能展開という新しいアプローチを行い,評価点を算出し更にコストに見合った加工数を設定することができる。
目標をコストから加工数に置き換えることによって具体化のためへのアイデア発想を効果的に行うことができる。
これにより構想段階で確実にコストと機能の最適な関係を作り上げることができる。
目次
- 1. はじめに
- 2. 機構部品の特徴
- 3. 技法の考え方とその手順
- 4. おわりに
発行年
1988年 VE研究論文集 Vol.19著者
- 国際電気株式会社
技術開発本部 VEC推進センタ - 斉藤喜悦
- 国際電気株式会社
技術開発本部 VEC推進センタ - 神保昭夫
- 国際電気株式会社
技術開発本部 VEC推進センタ - 涌井重久
カテゴリー
- VEテクニック
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