論文
本論文は,建設作業所におけるVE適用分野の拡大にともない,従来から使用してきた3時間VEと並行して使うことのできる,新しいVE手法の開発の過程を述べ,その結果「工事ソフトVE」を定義している。
工事ソフトVEは,機能展開において,物自体から定義される機能と,それを扱う考え方から必要となる機能の双方を入力しなければ満足のいかない作業所におけるVEテーマに適用する。
このような入力条件を機能変更する方法と留意点を述べ,最後に工事ソフトVEを施工計画に適用させる例を示し,全体像を表現する。
目次
- 1. はじめに
- 2. 新VE手法開発の動機とその機能
- 3. 工事ソフトVEとその領域
- 4. 工事ソフトVEの手法
- 5. 工事ソフトVEの展開例
- 6. おわりに
発行年
1984年 VE研究論文集 Vol.15著者
- フジタ工業株式会社
工事本部 - 斉藤敏弘
カテゴリー
- ソフトVE
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