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共同VEの必要性と展開方法

共同VEの必要性と展開方法

発行年:1983年 VE研究論文集 Vol.14
著者
東京芝浦電気株式会社三重工場 資材部:清水豊
要旨

企業が,今後予想される厳しい経営環境の中で,存続していくためには,顧客の要求している機能/コストを実現する以外にない。

従って,これからのVE活動は,企業の存続という点から,より一層重要となり,従来に増して全力を傾注すべき課題である。

本論文は,VE活動において,新たに追求すべき企業の枠を越えた"共同VE"の重要性と,効率的な展開方法についてまとめたものである。

すなわち,より高い価値ある製品と価値ある仕事をもたらすために,企業内のVE活動は,あらゆる分野において,強力に推進しているが,取引関係にある両企業が一体となって,仕事の価値向上あるいは取引関係の中にある問題点(発注ロット,納期,取引業務)も含めた共同VE活動については,必ずしも充分ではなかった。

そこで"共同VE"の重要性を明確にすると同時に,従来,なぜ活動が充分できなかったのかという原因も追求し,これから効率的に展開するためには,どうすべきかについてまとめたものである。

目次
  • Ⅰ. はじめに
  • 1. 本論文の狙い
  • 2. これからの経営環境とVE活動
  • Ⅱ. 共同VEの重要性
  • 1. VE活動の現状と今後の課題
  • 2. 共同VEの定義
  • 3. 共同VEの重要性
  • Ⅲ. 共同VEの効率的な展開方法
  • 1. 共同VEの効率的な展開を行うための重要なポイント
  • 2. 共同VEの推進ステップ
  • 3. 共同VEの今後の課題
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