論文
近年,VAが企業活動の中で重要視されてきたのは,その成果もさることながら,経営者の理解が高まってきたことによるところが大きいと思われる。VAの特徴である。
① タスクフォース方式で展開するため,組織間の壁が打破できる。
② 顧客ニーズにそった方向で製品を判断するため,アウトプットの方向性の妥当性が強い。
③ 機能分析による大幅な方式の変更により,大きな原低効果が期待できる。
以上の主要な点が認識されてきたためであろう。
企業の中で,VAがこれからも定着するためには,この3つの主要な点に,より磨きをかけることが大切と思われる。
目次
- 1. はじめに
- 2. VAプロジェクトの現状
- 3. 顧客情報の扱い方の問題点
- 4. 顧客情報を反映させる手法
- 5. 顧客情報を反映した機能評価
- 6. おわりに
発行年
1982年 VE研究論文集 Vol.13著者
- 三菱電機株式会社
中津川製作所 技術部 技術管理課 - 高橋直勝
カテゴリー
- 開発設計とVE
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