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RA(Right Angled)VEの考察 --要因解析をベースにした開発VEの展開--

RA(Right Angled)VEの考察 --要因解析をベースにした開発VEの展開--

発行年:1983年 VE研究論文集 Vol.14
著者
株式会社日立製作所東海工場 資材部 VAユニット:藤沢二男
要旨

低成長経済の続く昨今,家電業界は性能,特徴(付加機能)に重点を置いた高額製品と,経済性重視の低価格製品との二極分化の傾向を,ますます強めている。

これらの影響を受け最近のVE界でも,0 Look VE,0.5 Look VEなど,それぞれ趣向をこらしたアプローチをし,各企業とも懸命の努力を続けている。

他方,製品は,一般的に図-1のごとく,市場開拓期から衰退期まで4段階の経過をとるが,企業にとって成長期,成熟期を,いかに長く持続出来るかが,その企業の繁栄につながる。作れば売れる成長期から,成熟期の顧客のニーズに合ったものを,いかに長く供給出来るかが,重要なポイントとなるのである。

目次
  • 1. はじめに
  • 2. 商品の成熟期を長く保つには
  • 3. 0 Look VEの繰り返しとゆきづまり
  • 4. RA VEの展開
  • 5. RA VEの考え方
  • 6. RA VEの具体例
  • 7. RA VEの実施例
  • 8. おわりに
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