論文
近年,製品のライフサイクルは,短くなる傾向にあり,新製品,既製品のモデルチェンジを行う期間を短期間に実施することが,激烈なる市場競争に,勝ち残る条件となってきた。
VA活動を,新製品の開発,既製品のモデルチェンジを実施する時期に効率的に運用するため,アイデア比較評価法を適用,効果をあげた。
アイデア比較評価法の特徴は,要求機能,制約条件に対応するアイデア発想と,アイデア発想から具体化されたモデルに対し,要求機能,制約条件毎にアイデアを評価することにより,VA活動期間を短縮,効率運用をはかっていることである。
以下,アイデア比較評価の内容について述べる。
目次
- 1. はじめに
- 2. アイデア比較評価の概要
- 3. 比較評価の手順
- (1) 機能と制約条件の列挙
- (2) 機能の評価
- (3) アイデア発想とアイデアの育成
- (4) 評価マトリックスの作成
- (5) アイデアの評価と具体化
- (6) 具体化モデルの試作と評価
- 4. アイデア比較評価の実施例
- 5. まとめ
発行年
1981年 VE研究論文集 Vol.12著者
- 株式会社日立製作所
戸塚工場VA推進センタ - 南雲敬雄
カテゴリー
- マネジメントとVE
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