論文
低成長時代を迎え,家電音響製品は,ますます市場競争が激しくなり,さらに最近の石油関連資材を中心とする,材料費の高騰は収益を悪化させつつある。一方,市場のニーズにより製品はますます多様化の一途をたどっている。
これらの傾向は開発機種の数を増加させ,収益確保のために多くの機種の製品VAが要求されるようになる。VA活動は企業の置かれた環境とニーズにそったものでなければならない。
今回,家電音響製品における開発生産形態の中での,企業のニーズに合わせた製品VAのあり方について効率的な分析形態を中心に述べてみたい。
目次
- 1. はじめに
- 2. 家電音響製品の傾向
- 3. 企業のVA活動に対するニーズと問題点
- 4. 問題解決のためのポイント
- 5. モデル群別横断型総合VAの推進
- 5.1 モデル群別横断型総合VAとは
- 5.2 低減目標の設定
- 5.3 特質
- 6. 効率的手法の導入
- 6.1 アイデアリレーションチャート
- 6.2 アイデアリレーションチャートの考え方
- 6.3 効果
- 7. まとめ
発行年
1979年 VE研究論文集 Vol.10著者
- 株式会社日立製作所
東海工場資材部VAユニット - 藤沢二男
- 株式会社日立製作所
東海工場資材部VAユニット - 関繁雄
カテゴリー
- VEテクニック
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