論文
本稿は競合市場における,新規商品の企画の分野を対象に,VE技法による商品機能編成へのアプローチ方法を論じたものである。その基本的姿勢はVEの基本定義を次の様に置き換えてアプローチしている。
「事象の本質的目的を追求するために,その必然性を比較分類,分析し,それらを定量的に把握し,そのデータをもとに技術的に,さらにマトリックス的(組織,原価費目)に改善を図り,新しい個性ある姿を創出していく活動。」
目次
- 1. 諸言
- 2. 競合市場に於ける商品の現象とその必然性
- 3. 競合商品の企画の要件
- 4. 商品企画へのVEアプローチの基本的考え方
- 5. 商品機能の抽出,分類とその評価方法
- 6. VEアプローチによる新規競合商品の企画
- 6-1 競合商品の機能分析と編集の段階
- 6-2 編集機能の評価と新規商品の決定段階
- 7. 結言
発行年
1972年 VE研究論文集 Vol.3著者
- シャープ株式会社
音響システム事業本部 資材部 - 柴田洋生
カテゴリー
- VEとマーケティング
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