論文
検討者は2名,検討期間は30時間である。対象機種(カラーテレビ)は,コスト低減の必要があった。そのため,この機種から22項目のVE対象品が選ばれ,各項目ひとつひとつVEする計画がたてられた。シャーシ引出し機構は,そのひとつの項目である。
シャーシ引出し機構各構成部品の情報を収集し,機能定義を行ない,テストまで行なったが,主にその過程の進め方,考え方を中心に記述した。
目次
- 1. はじめに
- 2. シャーシ引出し機構とは
- 3. 機能定義によって不必要な箇所を見つける
- 4. 機能整理
- 5. 最上位機能でアイデアを出す
- 6. コストの高い機能分野を選びアイデアを出す
- 7. アイデアを出しアイデアを評価する
- 8. 代替案作成(その1)
- 9. 代替案作成(その2)
- 10. テストと証明
- 11. 今後の検討
- 12. 効果
発行年
1970年 VE研究論文集 Vol.1著者
- 日本ビクター(株)
品質管理部標準課 - 一ノ瀬宏
- 日本ビクター(株)
元・カラーテレビ事業部VE課 - 渡辺靖
カテゴリー
- VE実例
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