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樹脂成形品におけるお客様と一体になった「源流原価企画活動」の推進

樹脂成形品におけるお客様と一体になった「源流原価企画活動」の推進

発行年:2020年 VE研究論文集 Vol.51
著者
矢作産業株式会社常務取締役:萩尾 禎正
要旨

グローバルなコスト競争が一層激化する中、Tier1(完成車メーカーに直接製品を供給するメーカー)のお客様では製品の開発期間の短縮、円滑な立上を目的とする量試一貫活動が進められている。これは、試作から量産までを同一の仕入先で検討する活動である 。図面完成後の後追い的な原価改善では、限界がある。開発の早い時期から参画出来れば、形状から材質など改善範囲は広がる。更には、上流の企画・構想段階からならば、機能に合わせた提案も可能となる。源流段階からのVE・原価企画活動による競争力のあるコストの作り込みが重要になっている。
樹脂成形品における「源流原価企画活動」についての考え方や具体的な進め方について成功事例を基に解説する。

目次
  1. はじめに
  2. 樹脂成形の概要と主要なコスト要素
  3. 源流原価企画活動とは
  4. 源流原価企画活動による目標コスト達成アプローチ
  5. 具体的な事例紹介
  6. 総括
  7. 最後に
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