経営改革手法バリュー・マネジメントの研究 ~サービス業の価値創造経営~

論文

経営改革手法として、製造業を中心に成果を出してきたバリュー・マネジメント(VM: Value Management)であるが、非製造業と呼ばれるIT企業や商社、保守、飲食などのサ ービス企業でも、バリュー・マネジメントによって、効率的な業務と価値ある新サービス の創造で企業価値の向上に取り組む企業が増加している。成熟化する国内市場では、「モノ からコトへ」の消費の変化によって、今後もサービス企業は増加が期待される。 そこで、サービス業の経営改革手法として、より効果が出るように、ワークアウトや Fast Works といった経営改革手法とバリュー・マネジメントを融合させた、新たなバリュー・ マネジメント手法(顧客指向バリュー・マネジメントVMC: Value Management for Customers)を開発した。より高い満足を迅速に顧客に提供するために、効率的な業務と価 値ある新サービスの創造を加速し、企業価値を向上させる経営改革手法である。

目次

    1.はじめに

    2.サービス業の経営改革の失敗要因分析

    3.サービス業の経営改革のあるべき姿

    4.バリュー・マネジメント(VM)と他の経営改革手法との比較と詳細説明

    5.新たな経営改革手法(顧客指向バリュー・マネジメント)

    6.期待される効果と検証

    7.今後のVEの展開

    8.まとめ

    9.謝辞

    参考文献

発行年

2017年 VE研究論文集 Vol.48

著者

株式会社福原イノベーション研究所
代表取締役社長兼CEO
福原 政則 CVS

カテゴリー

  • マネジメントとVE

キーワード

  • サービスVE
  • バリューマネジメント
  • バリュー・マネジメント
  • 企業経営
  • 経営改善

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