2025年度バリューデザインスクール 開催
この論文はPDF版をご購入いただけます。
ご希望の方は「カゴに入れる」ボタンをクリックしてください。

コスト・リスク・マネジメントを取り入れた対象分野の選定と最適案の決定

コスト・リスク・マネジメントを取り入れた対象分野の選定と最適案の決定

発行年:2010年 VE研究論文集 Vol.41
著者
パシフィックコンサルタンツ株式会社総合研究所 VEセンター:横田尚哉
要旨

公共事業では、計画、設計の段階で事業費を算出する。そして、その事業費をもとに事業が管理される。事業の凍結や停止も、この事業費を利用している。

しかし、設計の時点で算出した事業費が、最後まで変わらないことはほとんどない。なぜ、毎回事業費の修正をしなければならないのか。その理由は、「事業費はたった1つしかない」という幻想を信じているからである。本来、まだ起こっていない未来の費用を、完璧に見積もることは不可能である。

そこで、重要なのがリスクの概念である。リスクを設計に盛り込み、より最適な改善案を引き出すための新たな手法「コスト・リスク・マネジメント」を提案する。

目次
  • 1. はじめに
  • 2. 公共事業におけるコスト算出の意味
  • 3. コスト・リスク・マネジメントの必要性
  • 4. コスト・リスク・マネジメントの理論
  • 5. コスト・リスク・マネジメントの活用
  • 6. おわりに
    • URLをコピーしました!

    検索する項目を選択してください。

    目次