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代替業作成過程の構造化とテクニック

代替業作成過程の構造化とテクニック

発行年:1971年 VE研究論文集 Vol.2
著者
産業能率短期大学経営管理研究所 生産システム研究室:原田雅顕
要旨

思考活動は,その過程で省略があっても,製造活動と異なり,実態が目にみえないので,不良を発見することがむづかしい。そこで,思考の省略を防ぐために,詳細な思考の手順を設定することが必要になる。

VEが大きな成果を納めているのは,機能中心の思考もさることながら,思考の過程に一応の手順が設定されていることも,重要な要因であると考えられる。

ところが,現状ではVE活動の手順は,まだ充分であるとはいえない。特に後半の代替案作成過程は,前半の機能定義,機能評価の過程に比べて,手順とテクニックが不明確であり,優れた代替案を漏らしたり,代替案の洗練化の効率が悪かったりする危険性がある。

したがって,本論文では,優れた代替案を効率的に作成するために,詳細な手順とテクニックを設定して,代替案作成過程を充分な構造化することを目的とする。

目次
  • 1. はじめに
  • 2. 代替案作成過程の構造化
  • 3. 代替案作成過程の評価テクニック
  • 4. おわりに
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