日時
2025年10月16日(木)10:00~16:30
<Microsoft Teamsによるオンライン開催>
概要・ゴール
資材調達・購買部門は各企業、特に製造業においては必ず存在する部門です。本講座では、資材調達・購買の見積業務に関わる方々に、あらためて「見積」という業務の重要性を確認いただき、その上で見積業務を革新・改善に活かす方法やモノづくりの各段階におけるを見積活動について理解を深めます。また、革新・改善に役立つ手法として、VE、開発購買など実践的なスキルを習得します。
対象者
- 資材調達・購買部門の方
- VEスペシャリスト資格の取得を目指す方
- VES・CVS有資格者の方など
※VEリーダー有資格者の方は、対象講座を6日間受講・修了することで、VES認定試験の受験資格要件(VE学習経歴)を満たします。
※VES有資格者の方は、対象講座を3日間受講・修了することで、CVS認定試験の受験資格要件(VE学習経歴)を満たします。
※VEI・VES・CVS登録更新のポイント対象となります。。
講師
渡邉 直樹(わたなべ なおき)氏
日本VE協会委嘱コンサルタント
元パナソニック(株)調達本部副本部長
松下電器産業(株)(現パナソニック)入社後、部品・部材の法人営業畑を歩み、日系、台湾系大手製造メーカーを担当。営業の立場で調達・購買業務、VEに関わる知見を得た。その後、調達本部に異動。電気電子部品と鉄鋼等原材料の全社集中契約を立ち上げ、更にVE再興、パートナー戦略の再構築、在庫削減など全社調達の改革を牽引。この間、調達本部 全社集中契約センター長、副本部長を歴任。2013年からTDK(株)本社調達部門のアドバイザーとして人材育成体系(スキル診断、調達研修、VE研修)の構築、サプライヤー提案活動の企画・運営などを支援。2017年 日本VE協会からVEコンサルタントの委嘱を受け、インフラ系企業等依頼企業におけるVE実践のアドバイザーとしてVEの普及、調達・購買の組織能力向上に貢献すべく活動中。
受講に必要な環境
本講座は、WEB会議ツール Microsoft Teams を使って行います。
Microsoft Teamsのアクセス方法と使い方については、「Teams会議に参加するには」をご参照ください。
※3ページ目の「テレビ会議で画面を共有する」機能は講師のみ使用いたします。
口頭での質疑応答、講師からの問いかけをさせていただくことがあります。その際は、マイクをONにしてご参加ください。
申込期間
開催日の10日前まで
最少開催人数
5名
受講料(1名様)
一般:43,197円 / 会員:39,380円 / VE有資格者:41,360円(税込)
プログラム概要
1.すべての調達・購買活動は情報収集から
2.「見積」という業務の重要性
3.見積業務の基本
・見積書の記載事項
・記載事項におけるポイント
・見積価格は販売価格
・見積価格の背景、裏側を読み取る
・一行見積からの脱却
・見積書は情報の宝庫
・見積業務を革新・改善に活かす
4.サプライヤーとの信頼関係の醸成
・サプライヤーとの関係
・競争環境創出の着眼点
・サプライヤーを選ぶために必要なスキル
・もうひとつの認識すべき大事な関係
・サプライヤーから選ばれるために必要なスキル
・サプライヤーから選ばれることで得られるもの
・協働・協業の環境をつくるのは調達部門
5.モノづくりの各ステージでの「見積」活動
・商品企画段階《商品企画案策定と目標原価設定》
・リサーチイン、コンセプトインに参画
・開発・設計部門の要請に応える提案づくり
・設計段階《仕様決定と部材選定》
・デザインインでのチェック機能、牽制機能
・チェック機能、牽制機能を活かして提案
・開発・設計部門の要請に応える提案づくり
・汎用部品はクロスリファレンスで最適部品を提案
・同じ用途の部品・部材を比較して
・設計段階の完結(DR4:設計の仕上げ)
・量産段階《製品の改善・改良と原価の改善》
・価格ではなく価格決定方式を決める
・購買量を活かして有利価格を取得
・購入価格改定へのアプローチ
6.革新・改善に資するスキルと目の付けどころ
・VE手法
・開発購買
・比較分析法
・資源価格への対応
・物流コストへの対応
・マーケティング理論の応用
7.まとめ
※プログラム内容の一部を変更することがあります。
ご注意事項
受講用URLとテキストのご案内
開催日の2日前に受講用URLとテキスト(pdf)をメールでお送りいたします。
受講料のお支払い方法
お申し込み時に請求書による銀行振込、PayPalによるオンライン決済のいずれかを選択ください。
キャンセル規定
お申し込みをキャンセルされる場合は、開催日の10日前までに必ずご連絡ください。ご入金を確認後、返金手数料(振込手数料分)を申し受け受講料を返金いたします。以降は下記のとおりキャンセル料を申し受けますのでご了承ください。
※テキスト配信後のキャンセル、当日欠席:受講料の全額
(本件担当:小野)