論文
近年、公共事業や輸送サービス事業、建設業、自動車産業、電機産業など、ありとあらゆる事業、分野でVEが盛んである。特にここ数年における産業別のVEリーダー取得比率は電機産業を含む製造業が50%以上を占めておりVE活動の活性化がうかがえる。
電機産業を含む製造業でのVE導入時期は、主として比較的実施し易い機構部品をVE対象テーマに選定してVE活動の実践と定着化を進めている。
しかしながら、VE活動がある程度定着化し、拡大、活性化を進めていく上では、製品やシステム全体をVE対象テーマに選定し、特に電子回路へのVE適用は必須である。
そこで、本論文では、機能に着目したテアダウン手法の電子回路VEへの適用例を示し、有効性を明らかにするものである。
目次
- 1.はじめに
- 2.従来の手法
- 2.1 テアダウン
- 2.2 電子回路VE
- 3.テアダウン手法を用いた電子回路VE
- 4.機能定義
- 5.機能評価
- 5.1 部品機能構成表の作成
- 5.2 機能別コスト分析・比較
- 6.おわり
発行年
2011年 VE研究論文集 Vol.42著者
- 三菱電機株式会社
資材部 コストVA課 - 村井 康治
カテゴリー
- VEテクニック
キーワード
- テアダウン
- 上位レベル機能
- 下位レベル機能
- 機能
- 機能別コスト比較
- 電子回路VE
- VE実施手順
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