論文
第49回VE全国大会(平成28年開催)において、「対極類比アプローチによる創造 手法の提案と検証」と題したVE研究論文を発表した。この中で、企画段階のVEプロセ スで顧客の潜在的要求に応えるアイデアの創造手法を提案し、その有効性を検証した。今 回、その創造手法にTRIZの発明原理を取り入れて、より普遍性の高い技術的な観点を 付与しさらに有効性を高めた。 本論文では、TRIZを活用した対極類比アプローチによる創造手法を企画段階のVE に適用することで、技術的方向性に沿った信頼性の高い革新的アイデアを創造できること を検証する。リサイクル工場の冷媒用フロンの回収技術の開発に本創造手法を適用し、国 内最高レベルのフロン回収率を実現することができた。
目次
1.はじめに
2.研究の背景
3.従来研究
3.1 TRIZ
3.2 対極類比アプローチによる創造手法
4.TRIZを活用した対極類比アプローチによる創造手法
4.1 創造手法の概要
4.2 10の対極発明原理
4.3 創造手法の適用事例
5.結果と考察
【引用文献】
【参考文献】
発行年
2017年 VE研究論文集 Vol.48著者
- 三菱電機株式会社
人材開発センター ものづくり教室
教室長 - 織田 昌雄 CVS
カテゴリー
- VEテクニック
キーワード
- 40の発明原理
- TRIZ
- アイデアの発展
- アイデア発想
- アイデア発想法
購入
この論文はPDF版をご購入いただけます。
ご希望の方は「カゴに入れる」ボタンをクリックしてください。