VEスペシャリストは、4年ごとに所定の手続きにより登録の更新を行い、登録更新料を納入する必要があります。
ただし、3回目の登録更新を完了されると終身登録となり、以後の登録更新は必要なくなります。
登録更新の手続きが行われなかったときは、VEスペシャリストの登録が取り消されることがあります。
登録を取り消された方が、再度VEスペシャリスト資格を取得するためには、あらためて認定試験を受けて合格しなければなりません。
登録更新料 22,000円(消費税込)
●登録の取消しについて
VEスペシャリストとしての倫理に反するような行為などが認められた場合には、VEスペシャリストの登録が取り消されることがあります。
登録更新のご案内
更新時期を迎える方には、期限の2か月前までに登録更新のご案内をメールでお送りいたします。
※前回登録いただいたメールアドレスが変更となっている場合、ご案内メールをお届けできないことがありますので、事前に変更アドレスをご連絡ください。
ご連絡先:ves@sjve.org
登録更新に必要な要件
次に定める基準にもとづいて、過去4年間の実績が、VE実務経験とVE関連活動において合計30点以上であることが必要となります。
【特例臨時措置】
新型コロナウィルスの影響で、2020年からVE関連イベントの多くが中止・延期となり、VE関連活動に該当する行事の開催数が減少しました。その状況を鑑み、更新要件期間となる4年間が下記期間にかかる場合、臨時措置として更新要件ポイントを合計30点以上から合計20点以上に緩和します。
【ポイント緩和適用期間:2020年1月~2023年4月】
I. VE実務経験(端数時間は切上計算)
- フルタイムでVEの管理者、VE推進事務局担当者、VEコンサルタント、あるいはこれと同等の業務活動(5点/1年)
※フルタイムでない場合や業務活動が1年に満たない場合は、比率配分で換算 - VEタスクチームのメンバーとして活動を行い、提案書を作成(1点/6時間)
- VEタスクチームのリーダーとして活動を行い、提案書を作成(2点/6時間)
- VEの諸技法について社内外でVE教育を実施(2点/6時間)
- VE活動に関連した特許または実用新案を取得(10点/1件)
- VEの適用範囲の拡大に役立った新技法を開発(10点/1件)
※内容および重要性を説明し、第三者による有用性のコメントが必要 - 自身の業務にVEを適用し、成果事例を社内等で発表または報告(4点/1件)
- 日本VE協会バリューデザインアカデミーで出題される課題レポートを提出(4点/1件)
II. VE関連活動(端数時間は切上計算)
- 日本VE協会バリューデザインスクールが実施するVES更新要件対象講座を受講し、修了(3点/6時間)
※オンライン・オンデマンド、通信講座を含む - VEに関する研究会、研修会、各種会合に参加(1点/6時間)
※オンライン・オンデマンドを含む - VEに関する大会、カンファレンス、フォーラムに参加(2点/6時間)
※オンライン・オンデマンドを含む - VEに関するオリジナルな記事、社内ニュース、エッセー、その他資料を執筆(1点/1,500字)
※ただし分担して執筆した場合は、担当した部分に限定する - VEに関するオリジナルな図書、論文、事例を執筆(5点/1,500字)
※ただし、分担して執筆した場合は、担当した部分に限定する - 共同執筆者として執筆したVE全国大会応募のVE実践論文が入選(10点/1件)
※ただし第一執筆者としての入選経験がある場合に限定する - VEに関するテキスト、映像メディア、コンピュータソフトなどの教材を作成(5点/1件)
- 日本VE協会などの専門団体が発行するVEに関するテキスト、映像メディア、コンピュータソフトなどの教材を作成(10点/1件)
- 日本VE 協会や他の専門団体が主催するイベントでVE に関する事例等を発表(5点/1件)
- VEに関する非営利法人の社会貢献活動への支援
- 会員として、当該法人の社会貢献活動を支援(1点/1年)
- 支部組織に参画し、当該法人の地域貢献活動を支援(4点/1年)
※例:支部運営委員を担当 - 本部の委員会組織に参画し、委員として当該法人の社会貢献活動を支援(4点/1年)
- 本部の委員会組織に参画し、委員長として当該法人の社会貢献活動を支援(8点/1年)
- 支部長または副支部長に就任し、当該法人の社会貢献活動を支援(8点/1年)
- 参与として、当該法人の社会貢献活動を支援(8点/1年)
- 日本VE協会や他の専門団体、あるいは外国のVE協会よりVEに関する表彰(5点/1件)
※個人に対する表彰を対象とする。所属する会社・団体への表彰は除く。