情報発信
ウェブサイト、各種SNSを介したウェブベースでのVEに関する情報発信の他、会員やVE有資格者向けにVEや当会に関する情報を発信しています。現在は、次の情報発信媒体があります。
- 技術情報誌「バリュー・エンジニアリング」(年4回(5月、8月、11月、2月)発行)
- メールマガジン「VE情報メール」(毎月配信)
普及
VEの基礎的な知識から最先端の新技法や事例に至るまで、幅広い内容の教育普及活動を展開しています。 弊会認定の「VEリーダー認定試験」の受験資格を得ることができる2日間の研修会を始め、価値創造型人材をめざす方々のために、 それぞれのニーズに合った教育研修プログラムをご紹介いたします。
また、全国各地でVE大会やVEセミナーを開催し、研究論文、事例の発表、講演、フォーラム討論会などを行い、多くの学習の場を提供しています。
研究
随時さまざまなテーマによる研究会を設け、会員企業の方々や学識経験者の方々を中心にメンバーとしてお集まりいただいております。
これらの研究会では活発な情報交換、意見交換が行われ、その研究成果は報告書にまとめられます。研究会のおよその活動期間は1年間で、その間に社外の貴重な人的ネットワークの形成、異業種交流にも大いにお役立ていただいております。
バリューデザイン・ラボ
バリューデザイン・ラボでは、バリュー・エンジニアリングに関する先端的な理論・技法の研究、そして開発を行っています。
各種研究会
バリューデザイン・ラボや各支部において、新しい領域に VEを適用する可能性やほかの管理技法との融合方法など、VEに関連のあるテーマで実務的な研究会を設けています。企業の方々をはじめ、大学関係者やコンサルタン トなど、幅広い層のメンバーが参加しており、Give&Takeを原則として活発な情報交換と討論が行われています。
約1年間にわたって行われる研究活動は、人材の育成をはじめ、他社情報の収集や人的ネットワークの構築に役立っています。
資格認定
企業が顧客に価値ある製品やサービスを提供し、適正な利益の確保を継続するために、VE活動は、経営トップの明確な方針のもとに全従業員の知識と知恵を結集した全社的展開へと拡大される傾向にあります。その適用分野は、従来のハード領域にとどまらず、事務、サービス、組織などのソフトの領域にも広がっております。こうした活動を企業内で効率よく推進するためには、VEに関する正しい知識や経験、技術をもった人材が必要です。
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委員会
7つの専門委員会を設け、それぞれの分野における専門家や会員の方々に委員としてお集まりいただき、弊会の事業活動の基本方針や方向性を検討し、決定しています。
各種委員会紹介
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審査・認定委員会
資格認定部会
- 弊会が認定する「VEリーダー」、「VEインストラクター」「VEスペシャリスト」の資格認定について、認定基準の策定、試験の実施、運用を行っています。また、米国VE協会(SAVE International)と共同登録を行っている「Certified Value Specialist(CVS)」資格について、SAVE Internationalの代行業務を行っています。
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顕彰審査部会
- VEの普及、指導、実践、研究開発等に顕著な功績を残した組織や個人を表彰するための顕彰制度を定めています。顕彰規程にしたがって各賞の推薦書について審議し、表彰候補者を理事会に推薦します。
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論文審査部会
- 毎年秋に開催されるVE全国大会で発表する「VE研究論文」および「VE活動事例」の募集および審査を行い、発表の可否、表彰の種別を決定します。
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VE誌編集委員会
- 年4回発行している技術情報誌「VALUE ENGINEERING」の企画および編集に関する審議を行っています。また、投稿論文の受付、審査、掲載に関する事項の立案や審査を行います。
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VE全国大会実行委員会
- 年1回開催されるVE全国大会の企画、準備、運営を行っています。
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CVSフォーラム委員会
- VE専門家としての自覚と高い見識を持ち、新たな価値創造の意識を堅持することによって広く社会に貢献することを目的に、VE技術者の育成、VE実務の研究、調査、分析等を行っています。
支部
当会の目的を達成するため、東日本支部、西日本支部の2つの支部を設置して地域別に事業を分担しています。VEに関する次の事業を行っています。
- 理論・技法を研究、開発するための専門研究の実施
- 理論・技法を普及するための地域VE大会等の開催
- 理論・技法を普及するための相談業務の実施
- 内外の情報および資料の調査、収集および分析
- 工場見学会、情報交換会等、支部内外との交流
- その他支部の活動に必要な事業
各支部紹介
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東日本支部 [主な活動エリア:関東以北の東日本エリア]
- 企業内の課題について、業界の垣根を越えて議論できる場を提供することをコンセプトとして、 2002年度より「部会制度」を導入しています。現在、(1)マネジメント部会、(2)VE推進部会、(3)マーケティング部会、(4)R&D部会、(5)生産・調達部会、(6)VE情報交流部会という業務別(機能別)からなる部会を設け、100名以上のメンバー(登録制)が研究会や交流会を自主的に企画・運営しています。部会活動以外では、部会登録者を対象とした講演会、事業所見学会なども開催しています。
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西日本支部 [主な活動エリア:東海、関西、中国・四国、九州の4ブロック]
- 関西圏へのVE普及を目的として、「地区VEセミナー」や「VE関西大会」を定期的に開催しています。とりわけ、VEおよび関連技術の研究や会員相互の情報交流活動に力を入れており、現在、(1)つかいやすいTRIZ研究会、(2)経営革新を生み出す活き活きVE研究会、(3)実践原価企画研究会、(4)VEツール研究会、(5)サービス領域でのVE適用方法研究会、(6)コンセプト・メーキングVEレベルアップ研究会という研究グループが独自の活動を行っています。地域特性やニーズに合わせ、「西日本VE大会」や「VE塾」といったVEの普及活動をメインに行っています。また、工場見学会の開催など、会員相互の情報交流活動も活発に行っており、VEの有効性や考え方、進め方を知ってもらうとともに、VEならびに協会の知名度向上に努めています。