神社を参拝する（３）　　（ゆ）　　No．52

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の（ゆ）です。

先週末に伊豆に行って、大好きな温泉の（ゆ）三昧をしてリフレッシュしてまいりました。生まれた際に、産湯に浸かった時の気持ち良さが脳裏に焼き付いているのかもしれませんが、なみなみとしたお湯に身を委ねると、文字通り生き返った気がします。

さて、前回、前々回と「産土神社」のお話をしましたが、最初に私の「産土神社」兼職場の「鎮守神社」でもある東京都目黒区の碑文谷公園の中にある厳島神社をお参りしました。子供の頃、何度か遊びに行った事もありますし、場所はすぐに分りました。そして、更に、私が結婚してすぐに住んだ場所が、そこから歩いて10分程の目黒区柿の木坂という所で、その当時はまったく知らなかったのですが、実はその頃の自宅の鎮守神社でもあったのです。

これから引っ越しのシーズンですが、引っ越し先の鎮守神社（その土地の大家さんのような存在です）には、事前に「よろしくお願いします」とご挨拶の参拝をされた方がいいと思います。なぜなら、結婚直後は、忙しさにかまけて（特に親元でぬくぬくと育った私は一人暮らしの経験もなく、激変した生活についていくだけで精一杯で）神社に参拝などしませんでした。そのせいかどうかは証明できませんが、とにかく慣れない生活の中、心身ともにいつも疲れていたように思います。

リサーチ結果の指示に従って、厳島神社へ向う道を歩いているうちに私のかかりつけの病院（ブログＮｏ．４６「気を感じる」　で気功により発見していただいた病気の方です）の近くでもあるという事に気づきました。実は、他の持病でずっと通っている病院の鎮守様の方を調べていただいていたため、リサーチ結果には違う鎮守神社が書かれていたので気づかなかったのです。つまり、私の産土神社である厳島神社は、職場だけではなく、病院や実家や結婚直後の２年間程住んでいた所の鎮守神社でもあった訳です。本当に私の事が心配で、生まれてから今までずっと寄り添ってくださっていたんだあと気づいたとたん、感謝の気持ちで涙があふれ出しました。

あまり頑健でなかった私は、学校を決める時も職場を決める時も、優先条件が「家から近い事」でした。そのせいかもしれませんが、生まれてから今までずっと、実家のある世田谷区野沢から半径10㎞以内で過ごしてきました。更に偶然かもしれませんが、私が転居すると、その直ぐ後に日本ＶＥ協会の事務所自体も、私が更に通いやすいような場所に移転するのです。
今は亡き父や祖母も『おまえは運がいいねー』とよく感心していました。もしかしたら、産土神社が私を心配して手元から離さなかったばかりか、通勤の便宜まで計りながら見守ってくださっていたのかもしれないのに、気づかずに申し訳なかった、感謝が足りなかったなあという思いで一杯になりました。

そして、神社だけでなく、回りの人達や環境等諸々のものに対する感謝も足りなかった事を反省しました。今は現住所の鎮守神社（川崎市高津区の久本神社）に初詣はもちろん毎月のようにお参りしていますし、前を通る時には軽く会釈をしています。大きな神社ではなく、こじんまりとしていますが、いい気が流れている神社だと思います。

話は戻りますが、１．産土神社、２．現住所の鎮守神社、３．職場・病院の鎮守神社といった直接の担当である鎮守神社に順番にお参りした後、関東近辺にお住まいの方は共通だと思いますが、以下の神社に順番にお参りしました。
４．一宮　【旧國（広島なら安芸の國）のトップの神社、会社で言えば課長】　埼玉の氷川神社
５．総社　【旧國のすべての神々を祭る神社、会社で言えば部長】　東京の大國魂神社
６．総鎮守　【その地域の神社をまとめる神社、会社で言えば社長】　東京の神田明神

いずれも有名で立派な神社ですが、続きは長くなりますので次回にさせていただきます。

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では、よい週末をお過ごしくださいませ。　　（ゆ）

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