農業とVEの接点を探る~東日本支部が農研機構の見学会を開催(2016.6.8)

さる6月8日、東日本支部では茨城県つくば市の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)を訪問し、定例の事業所見学会を開催しました。

今回お伺いした農研機構は、食料や農業・農村が直面しているさまざまな問題を解決するため、多様な気候風土にマッチした技術開発や啓発活動を行っている国の研究機関です。

農業分野における機械化の進展や情報通信技術(ICT・IoT)の導入・活用状況をはじめ、自社技術の応用展開、さらにはどの領域にVEの考え方が適用できるかなど、農業の現状や将来性についての知見を得ようと今回も30名を超える関係者が参加しました。

冒頭、「食と農の科学館」で同機構の概要や研究成果の一端を紹介いただいた後、東京ディズニーランド2個分という広大な敷地内をバスで移動。植物工場とユビキタス環境制御システムの実証施設、地震挙動が再現できる減災研究棟を見学しました。参加者からは『農業は裾野が広く、製造業のノウハウが活用できると感じた』『農作業の生産性向上にVEのテクニックが使えそう』といった感想が聞かれ、今年度1回目の見学会は大好評のうちに散会となりました。

東日本支部ではこのような会合を定期的に開催し、メンバー相互の情報交流を積極的に進めています。皆様も東日本支部の各種活動にぜひともご参加ください。

 

Demonstration Facility participant
実証施設の見学(環境制御システム) 参加メンバー

 

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