事業や経営の改善のための価値管理曲線

論文

経営者やプロジェクトリーダーの多くは、限られたリソースをどのように配分し、全体の価値を最大にすることを常に考えている。筆者は、限られたリソースの配分を最適化し、価値を最大にするテクニックを開発した。

VEは、問題解決に優れた方法論である。それを、経営やプロジェクト全体に適用するためには、複数の問題解決を同時にマネジメントする必要がある。全体の価値は、個々の価値の総和ではなく、リソースの総和と機能の達成度の総和の比であるということを、図で表すことができた。その図が価値管理曲線(Value Management Curve)である。

価値管理曲線を身に着けることで、企業やプロジェクトの特徴を分析することができると同時に、多くの経営企画や事業企画の一助となるものである。

目次

  • 1 はじめに
  • 2 経営者とプロジェクトリーダーの役割
  • 3 VEと経営
  • 4 価値管理曲線
  • 5 価値管理曲線の活用用法
  • 6 おわりに

発行年

2010年 VE研究論文集 Vol.41

著者

株式会社ファンクショナル・アプローチ研究所
横田尚哉

カテゴリー

  • マネジメントとVE

キーワード

  • VMC
  • ファンクショナル・アプローチ
  • プロジェクト管理
  • 価値管理曲線
  • 経営改善

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