論文
VEは、製品やサービスの機能をその研究対象とし、その機能とは顧客にとって必要な機能でなければならない。
機能本位のVE活動によって、限られた経営資源を重点分野に効率的に配分する上で、価値向上余地による判断材料を提供し、改善対象とする機能分野を選択する重要な段階が機能評価の段階である。いわば機能評価によりVE活動の方向が決定されるのである。
本研究では、このVE活動の方向を決定する重要な機能評価のステップに消費者行動分析を適用、顧客の立場で機能を評価し、顧客満足の実現を目指した。分析手法にはコンジョイント分析を採用、アンケート調査による実証とその有効性について考察を行った。
目次
- 1 はじめに
- 2 VE活動における機能評価
- 3 消費者行動分析
- 4 機能評価におけるコンジョイント分析の有効性の検証
- 5 結論
発行年
2004年 VE研究論文集 Vol.35著者
- シャープ株式会社
通信システム事業本部 パーソナル通信第三事業部 第二商品企画部 - 高木健次
カテゴリー
- VEテクニック
キーワード
- アンケート調査
- コンジョイント分析
- 機能評価
- 消費者行動
- 表層機能
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