建設業の特性にマッチしたVEの活用方法
西日本支部(東海地区)の建設VE研究会では、“中部発の簡易VE手法”として知られる「2時間VE」の適用拡大や建設業の特性にマッチしたVEのあり方、活用方法を検討しています。
月一回の定例会合は対面とオンラインの「ハイブリッド方式」で行っており、おひざ元の中部地区だけでなく、関東や関西方面からも参加があり、毎回活発な研究討議を行っています。
リモート環境で「2時間VE」を実施するために
今年度は、2時間VEを「リモート環境でも」「より短時間で」実施するためのノウハウ共有と課題抽出を進めてきました。その一環として、1月18日に行われた定例会合では2時間VEの実施事例(全7件)を持ち寄り、「2時間VE事例発表会」を開催して相互理解を深めました。
新年度も引き続き、2時間VEのテーマ拡大とさらなるスピードアップをはかり、建設DXに貢献する取り組みを進めてまいります。建設VE研究会の取り組みにどうぞご期待ください。
【発表事例一覧】
1. 若手職員人材育成「ゆるイク」の取り組み(国土交通省 中部地方整備局)
2. 物流倉庫の車路腰壁の検討(フジタ 名古屋支店)
3. 墜落事故の防止をはかるための丸環打込施工法の改善(須山建設)
4. 既設プレス基礎の撤去方法の改善(伊藤工務店)
5. アスファルト舗装用粘着テープの改善と商品化(えん総合研究所)
6. フォームタイの締め過ぎ防止策の検討(大津鉄工)
7. 電子請求方法の運用検討(中村建設)
2時間VEワークシート | 事例発表の一コマ |